コラム

サーバー リプレイスとは?サーバーリプレイスが必要な理由や適切な時期

皆さんはサーバーリプレイスという言葉をご存知ですか?パソコンやネットワーク機器を活用して業務を行う企業では避けて通れないのが、サーバーの老朽化。長年使用しているとどうしてもサーバーが劣化し、故障するなどの被害が生じてしまうことがあります。突然の故障でデータが消えてしまうことを避けるために必要なのが、サーバーのリプレイスです。

ここでは、サーバーリプレイスの必要性や最適な時期、費用などについて詳しく解説します。

サーバーリプレイスとは

サーバーリプレイスの「リプレイス」は、「交換する」「元に戻す」というような意味の言葉です。サーバーリプレイスとは、老朽化したシステムを新しいものに変え、元々の状態に戻すことを指す言葉です。

サーバーは消耗品です。年数が経過することによって古くなり、故障してしまう場合があります。サーバーが故障すると、社内のシステムに不具合が生じたり、データが消えてしまったりという被害を受ける可能性があるため、そうなる前にサーバーを新しいものに取り換え、備える必要性があるのです。

サーバーリプレイスの必要性が分からないという方も企業の方も少なくありませんが、ある日突然サーバーが故障してしまい、それによって不具合が生じる可能性も十分あります。そうなってからでは遅いため、企業が業務を安心して行うために、サーバーリプレイスは必要不可欠と考えても良いでしょう。

パソコン本体やOSなどを新しいものに交換するのと同じように、サーバーリプレイスも定期的に行う必要があります。

サーバーリプレイスはなぜ必要?

ここからは、サーバーリプレイスの必要性を、もう少し詳しく解説していきます。サーバーリプレイスには相応の手間やコストがかかるため、どうしても着手するまでに腰が重くなってしまうかもしれませんが、サーバーリプレイスを行わない場合のリスクを知ると、企業の対策としてしっかりと行うべき作業だということがお分かりいただけるかと思います。

サーバーリプレイスが必要な理由

サーバーを使用していると、ハードウエアのスペックが不足したり、ストレージの容量が足りなくなったりといった不具合が生じることがあります。それらのトラブルの原因は主にサーバーの老朽化です。そのまま使用し続けていると、業務の円滑な遂行に影響が表れてしまいます。

サーバーの不具合を解決する方法には、HDDの増設や運用方法の見直しなどもありますが、根本的には解決することは難しいものです。さらに、ハードウエアやOSのサポートが終了してしまうという可能性もあります。

このような場合、根本的な解決をするために必要になるのがサーバーリプレイスです。

サーバーリプレイスをしないとどうなる?

サーバーリプレイスを行わなかった場合のリスクとして、まずはサーバーの処理能力低下による業務の遅滞と生産性の減少があげられます。サーバーの処理能力が低下すると、故障が起きる可能性が非常に高くなり、業務が止まってしまう可能性が高くなるのです。さらに、サーバーがダウンしてしまうことにより重要なデータが破損、消滅してしまうことも考えられます。業務が拡大し、作業が複雑になった場合も、老朽化したサーバーでは作業スピードに追い付けない可能性もあります。

また、サーバーの老朽化によって最新のOSやソフトウェアを利用することができず、現在使用しているOSやソフトウェアのサポートが終了してしまい、セキュリティ面での不具合が生じてしまう可能性もあります。最新のOSやソフトウェアをダウンロードできたとしても、ハードの方がスペックを満たすことができず、OSやソフトウェアの十分なパフォーマンスを引き出せない可能性があるのです。

サーバーリプレイスが遅れるほどに、業務の快適さや生産性を無下にすることになってしまいます。社員や企業全体のためにも、定期的なサーバーリプレイスは必要なのです。

サーバーリプレイスの適切な時期は?

では、サーバーリプレイスに適切な時期や期間はいつなのでしょうか?業務に支障がでる前に着手してリスクを回避するためにも、知っておきたいサーバーリプレイスの最適なタイミングについて解説します。

サーバーリプレイスに最適な期間

サーバーリプレイスを行う期間には、決まりはありません。一般的には5年程度のスパンで行う場合が多いですが、これは電子機器の法定耐用年数が5年と定められているためです。すぐに着手できるような作業ではないので難しいかもしれませんが、5~7年のスパンを目安に行うのが効果的です。

サーバーリプレイスの時期の判断基準は?

サーバーリプレイスの時期を決める判断基準は、基本的には「思い立ったらその時」です。何か気になる症状が出たから取り掛かるのではなく、事前に計画を立てて、不具合が生じる前にリプレイスを行うことをおすすめします。

コンピュータ関連機器は基本的に消耗品です。サーバーやパソコンを含むコンピュータ関連機器を業務で使用している限り、万一の不測の事態を常に視野に入れて計画しておくことは必要不可欠です。サーバーリプレイスの計画を立てると同時に、問題が発生した場合の復旧手段の対策も重要になります。

常時稼働のサーバーも増えている中、サーバーリプレイスはすぐにでも考えた方が良い企業としてのリスク管理対策と言えます。

サーバーリプレイスにかかる費用は?

コンピュータ関連機器を使用する企業にとっては必要不可欠なサーバーリプレイスですが、費用はどの程度かかるのでしょうか?ここからは、サーバーリプレイスにかかる費用の目安と、費用を抑えるためにはどのような点に注意すれば良いのか、詳しく解説しています。

サーバーリプレイスの費用は約50万円以上

サーバーリプレイスにかかる費用としては、相場から考えて50万円程度は視野に入れる必要があります。この相場は比較的小さなオフィス向けのサーバーの場合であり、バックアップやOSまで含めた金額です。当然、大きなオフィスの場合はそれ以上になるでしょう。

また、あまりに古いサーバーからリプレイスする場合、新サーバーに替えた際にデータベースやアプリケーションが正常に機能しない場合もあります。データベースシステムを別途で購入したり、バージョンアップしたりといった費用がかかるため、さらに費用がかかる可能性があります。

サーバーリプレイスの費用を抑えるためには?

サーバーリプレイスにはそれなりの費用がかかりますので、できるだけコストを抑えたいのが本音ですよね。見積もりがどうしても予算を越えてしまう場合は、業者に必ず相談してみるようにしましょう。サーバー構築の内容を見直して、費用を抑えることができるかもしれません。

一方で、サーバーリプレイス費用の見積もりが極端に安い場合も注意が必要です。サービス内容を一通り確認して、必要な内容がきちんと網羅されているか確認するようにしましょう。

サーバーは企業の円滑な業務運営のために、とても重要なものです。コスト削減も重要ですが、サーバーやパソコンが正常に使えないままでは業務に支障が出てしまいます。必ず内容を確認して、その後の業務に支障が出ないようにしましょう。

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